十八銀行とふくおかFG(親和銀行の親会社)と合併することの影響

十八銀行とふくおかFGが経営統合、というニュースが流れましたね。来年2017年に予定しています。経営統合とは言いますが、当然、両社には力関係の差がありますので、ふくおかFGの傘下に十八銀行が入る、といった形になります。ふくおかFG(フィナンシャルグループ)は、福岡銀行や熊本銀行、長崎では親和銀行を傘下に持つ地方銀行グループです。この傘下に、新しく十八銀行が加わるといった図式でしょう。

このスクープを入手した第一報は、実は地元の新聞ではなく、日本経済新聞でした。このことからも分かるように、地方の一組織ではより広範囲を手掛けているメガ企業には勝てないのです。。。悔しいですが大型化に向かっていますね。

経営統合してどうなる??

色々と噂されていますが、統合の目的は、①全九州のネットワークを生かし顧客を増やすことと②無駄なコストをカットすること、の2つですが、主に②の目的が強いと思われます。地方銀行は、どうしても地域活性化のために一見すると「無駄な出費」もしなければいけません。また、近隣店舗に親和銀行が存在する事も多いので、これらの重なっている店舗や人員を整理することでかなりのコストカットが見込まれます。

確実に分かることは、十八と親和の2つの銀行が18年に合併を予定していることから、店舗が近くにある場合、どちらかの店舗が廃止される、ということでしょう。

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憶測レベル

以下は筆者の憶測レベルです。確実にそうなるわけではありませんのでご注意ください。

・人員整理: 十八銀行側は人はカットしないと言っていますが、どう考えても人員オーバーでしょうし大きな成長は見込めないため人が余ってしまいます。整理解雇とまではいかなくても、どこか別の会社に左遷されたりすることは憶測レベルですが現実的だと思われます。

・貸し剥がし: 今までなぁなぁだった関係が、親会社ふくおかFGの意向でしっかりと取り立てる関係になると思われます。返済が遅れている中小企業はもちろん、返済が遅れていない企業に対しても何らかのアクションが起こる可能性は有りえます。

・貸し渋り: 十八と親和の競争がなくなるため、無理に貸し出すことが少なくなって優良顧客だけ相手しておけば目標はクリアする、という状況になり得ます。必要以上にリスクを取らない経営スタイルになると思われるので、審査は厳しめに、利率も今までより少し高めに設定されるかもしれません。

 

まあ、いづれにせよ、地元長崎の中小企業にとっては、あまり良くないニュースであることに違いはなさそうですね。

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